大腸カメラ検査(大腸内視鏡検査)
大腸カメラ検査(大腸内視鏡検査)
肛門から内視鏡を挿入し、盲腸から肛門までの大腸粘膜を直接観察することで、大腸ポリープや炎症疾患などの病気を診断することができる検査です。
大腸がんは現在日本人の男女ともに多いがんで、50歳をすぎたころから患者数は増え、高齢になるほど割合がたかくなります。
(2017年大腸がんによる死亡数は女性1位、男性3位)
前がん病変である大腸ポリープの切除により大腸がんの予防やがんの早期発見・治療が可能です。
最近は、炎症性の腸疾患も増えています。早期に発見し適切な治療でコントロールすることが可能です。
消化器内視鏡専門医による、やさしく、正確で丁寧な検査をこころがけています。
鎮静剤の使用によりリラックスしぼんやりとした状態での検査がおこなえます。(個人差があります)
検査の質を高めるため最新の内視鏡システム・内視鏡スコープを導入しています。また、吸収のよい炭酸ガス送気でおなかの張りを軽減できます。
検査中に見つかったポリープはその場で切除可能です。
(大きさ、形態、個数などにより取れない場合もあります)
平日お忙しい方のために土曜日も検査可能です。
なかなか休みがとれない、忙しい方でも検査を受けやすいよう胃・大腸カメラの同日検査が可能です。ご年齢や症状によりできないこともあります。診察時にご相談ください。
使用したカメラは高水準消毒洗浄機を用いて、1回ごとに丁寧に洗浄しています。
大腸内視鏡は下剤による前処置が必要なため、事前の検査説明、診察が必要になります。
抗凝固剤(血をサラサラにする薬)を服用中の方は休薬や他薬への変更が必要となる可能性があります。必ず、治療内容がわかるものやお薬手帳をお持ちください。
前日のお食事は消化に良いものをお召し上がりいただきます。スムーズな前処置のため検査食をご案内することも可能です。夕食は21時までにお召し上がりください。
21時以降から検査終了まで、お食事は召し上がれません。水分摂取はお水、お茶であれば可能です。
就寝前に指示された下剤を服用してください。
起床後、お食事は召し上がれませんが、水分は摂取可能です。糖尿病のお薬は血糖低下の可能性があるため内服しないでください。常備薬は必ず内服してください。
検査開始約5時間前より、下剤を内服いただきます。
種類にもよりますが、約2時間ほどかけて約2Lの下剤を内服いただきます。
排便がありましたら回数と状態を確認し、固形物がなく便器の底が見えるくらい透明な状態になりましたら、前処置完了です。何か問題がございましたらご連絡ください。
透明な便になれば検査が可能です。前処置終了後はご予約時間までご自宅等でご自由にお過ごしください。水分はお水・お茶であれば摂取可能です。
検査中に鎮静剤(眠くなる薬剤)のご希望がある方は、ご来院方法にご注意ください。鎮静剤を使用しますと、当日の運転は禁止です。お車、バイク、自転車でご来院の方は鎮静剤の使用ができません。
1割負担 | 3割負担 | |
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大腸内視鏡 | 約2,500円 | 約7,500円 |
大腸内視鏡+病理検査 | 約3,500円 | 約10,000円 |
大腸ポリープ切除術 | 約6,000~9,000円 | 約20,000~30,000円 |
※検査費用は目安となります。